評価軸の転換期
春の高校野球の中止は残念だった。
が、これを機会に議論がなされることには意味があると思っている。
ちょっと思ったのだが、
日本人は高校野球が好きだ。
これは、野球好きとしては嬉しい事だ。
でも、ちょっと矛盾も感じている。
今のご時世、やれパラハラだ、やれ体罰だとすぐに騒ぐ。
(もちろん、理不尽や暴力、体罰は大嫌いだ)
会社の為になんて時代遅れ。
だが、ボロボロになってでもチームの為に投げるエースは好きな国民なのだ。
泥臭い事よりも効率重視。
だが、一生懸命な高校球児には感動するのである。
程々が一番。
だが、明日なき戦いの【夏】に感動をしてしまうのだ。
甲子園は感動する。ドラマも生む。
一生懸命努力して出場したオラが町のヒーローは、地元の誇りだ。
高校野球が球界の発展に貢献してきた事は、疑いの余地がない。
だが、勝利至上主義や悲劇のヒーローを作りたてるのは、
そろそろやめにしないか。
観る側の評価軸が、変わっていく必要がある。
千葉ロッテの佐々木君が元気に投げているのをみると、
高校時代に潰れなくてよかったなあと安心してしまうのは僕だけだろうか。
個人的には、バッシングされるのをわかっていて登板回避させた大船渡高校監督の判断は、英断だと思っている。
正しいかどうかはわからないが、あの決断は中々出来ない。
甲子園の存在意義。
全国大会をやる目的。
スポーツと教育の共存。
監督の手腕の評価軸。
プロアマ問題。
球数制限。
野球留学。etc..
議論の余地はいっぱい。
そして、議論を目的にせず、球界が発展しますように。
いや、球界だけでなく、日本のスポーツがいい方向に進むといいなあ。
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