少年野球改革論-打撃編-
少年野球について、
ちょっと攻撃的（？）な内容で数日行きます。
最近、こんなのをチラホラ見かける。
僕は、賛成派だ。
少年野球の大きな役目の一つは、
野球を好きになってもら事だと思っている。
その為には、
シンプルに【打つ・投げる・捕る・走る】を通して、好きになって欲しいと思う。
だが、≪勝つ為≫に
上から叩け！ゴロを転がせ！と念仏のように唱える指導者が多い。
三振は悪とすら思っている。
フルスイングをさせてあげて欲しいものだ。
ホームランがある以上、遠くに飛ばすスポーツなのだ。
もしくは、強い打球を打つ！
結果的に、ヒットやエラーが出る。
エラーが多いのが少年野球だから、転がせばエラーも出る。
確かに勝つ確率は上がる。
でも、上手なチームはそんなにエラーしない。ただの姑息な戦法に過ぎない。
上から叩いたら、ピッチャーより手前に転がる。
クリーンヒットなどほど遠い。
これは、特に軟式野球に多い指導だろう。
軟式は高く弾むから、足の速い子は内野安打を稼げる。
だが、この打撃は高校野球では通用しない。
三振が怖くて、監督に怒られたくなくて、フルスイングせず、ただ当てにいく。
ボテボテのゴロで内野安打。盗塁。スクイズで一点。
ベンチの指導者はニンマリ。
ベンチの為に少年野球をやっているチームが、あまりにも多い。
なんか違うよね。
ちなみに、
センスのある子は指導者がいじらなくても結果が出るので、
指導者の指導と全く違う事やってても、戦力になるので指導者はあまり怒らない。
しっかり教えてあげないといけない不器用な子ほど、
指導者の餌食となって、マジメで言う事を聞けば聞くほど上達しない。
間違った事を教えているのだから上達する訳ないのに、
なんで言ったとおりにできないんだ！と怒っているから地獄だ。
教わった通りにやるから上達しないんだよ。
結果、
勘違いした天狗のセンスのある子と、
もしかしたらしたら大化けするかもしれない野球嫌いの原石を生むという、
壊滅的な指導をしている事になってしまうのだ。
アウトでも、フルスイング出来たならそれでOK！
スケールの大きい選手が、一人でも多く育つといいなあ。
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